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御前崎地域におけるさつまいもの歴史を見つめ直し、地元の食文化を考えるイベントとして、毎年秋に「さつまいも祭」を開催しています。
合併2年目から開催されている「御前崎市大産業まつり」(主催:御前崎市イベント実行委員会)では、毎年焼きいもの販売や、紫いものホットケーキづくり、また開催年によっては特産品試食アンケートなどを実施し、市内外にさつまいもの魅力の再確認と遠州地域における発祥の地としての情報発信を行っています。
また、さつまいも料理コンテストを開催し、新たな食文化の可能性を地元のみなさんとともに追求しています。
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現在、農業後継者不足と高齢化などにより、全国的に耕作放棄地が増えています。御前崎市内にも約250ヘクタール以上の耕作放棄地(荒廃農地)が確認され、その積極的活用について、これまで観光農園による一般への開放や、牛の放牧地、菜の花・ひまわりの栽培など各方面で対策が進められています。
そして、その荒廃農地対策の取り組みの一つとして、特産品開発にさつまいもの栽培が検討されています。
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「荒廃農地に歴史あるさつまいもを使い、収穫したいもを新しい商品にしよう」と平成19年、そのアイデアを市民とともに考えるため市を事務局とした、「御前崎市マーケティング調査委員会」が設立され、さつまいもを使った特産品開発に取り組んでいます。
生産、加工、販売業などを営む市民と市役所スタッフ合わせて約40名が共同で、さつまいもを使った特産品開発に取り組み、ポタージュやコロッケなどの試作・試食も行われました。
協議の結果、御前崎産クイックスイートを使った焼酎づくりを決定し、焼酎発祥の地、そして御前崎のさつまいもの故郷でもある鹿児島で芋焼酎を商品化し、御前崎ブランド芋焼酎「海と風」が誕生しました。
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さつまいものおいしい食べ方は、何と言っても焼きいも。焼いたり、蒸したりすると甘くなる理由は、いもに含まれるβ-アミラーゼ(消化酵素)が加熱されて糊化したでん粉に作用し、麦芽糖という甘味成分を生成するからです。また、昔からさつまいもは便秘によいと言われます。その理由は食物繊維が多いことと、もう一つヤラピン(いもを切った時に出る白い汁)という糖脂質との相乗効果によるものと言われています。
ほかにもカルシウムやカリウム、ビタミンCなど多機能な成分を含むさつまいも、最近では紫いもの色素成分のアントシアニンが抗酸化作用、肝機能障害軽減作用などに有効であり、橙いもは体内でビタミンAに変換させる成分β-カロテンを多く含むことがわかりました。
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地球温暖化が叫ばれている現在、都市部ではヒートアイランド現象を含む都市温暖化が進んでいます。こうした中で、ビルの屋上緑化用の植物としてさつまいも栽培が取り組まれています。
さつまいもは、夏場の過酷な環境でも育つ繁殖力・生命力を持っています。これからの食糧問題と環境問題に期待されています。
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